今回は、Johan Nylanderのソロコンサート(Boda, 2021)のまとめです。
コンサートの概要と和訳記事
Johan Nylander(ヨーワン・ニーランデル)は高校の先生をしているフィドルの奏者です。
コンサートでは、特に深い関わりがあるというDalarna(ダーラナ地方)のBingsjö(ビングフェー)の曲をたくさん演奏してくれます。
Johan自身は大人の年齢になってからフィドルを始めたそうです。その頃の話、そして、関わりの深かった演奏家たちのエピソードなどを丁寧に話しながらコンサートが進められます。
Bingsjö(地図)↓昨日の記事に出たOrsaやRättvikよりも東側にある地域です。
主催はBoda Hembygdsgårdです。BodaもRättvikのちょっと北くらい(Bingsjöよりも西)にあります。
和訳した記事はこちらです↓
Johan Nylander(Boda, 2021)のコンサート和訳①
Johan Nylander(Boda, 2021)のコンサート和訳②
Johan Nylander(Boda, 2021)のコンサート和訳③
Johan Nylander(Boda, 2021)のコンサート和訳④
Johan Nylander(Boda, 2021)のコンサート和訳⑤
動画・曲目リスト
こちらもGunnarの挨拶(主催者側からの挨拶)は飛ばして、演奏からの再生にしています。
曲目リスト
①(2:01~)Skänklåt efter Pekkos Per(ペッコス・ペール伝承のフェンクロート)
②(7:05~)Polska efter Päckos Olle(ペッコス・オッレ伝承のポルスカ)
③(12:57~)Polska efter Mårtamesgubben(モルタメス・グッベン伝承のポルスカ)
④(16:32~)Brudmarsch efter Junkasgubben(ユンカス・グッベン伝承の結婚行進曲)
⑤(20:57~)Polska efter Ritäkt Jerk(リーテクト・イェルク伝承のポルスカ)
⑥(24:40~)Pekkos Pers sista brudmarsch(ペッコス・ペールが伝えた最後の結婚行進曲)
⑦(29:35~)Polska i G-dur efter Pekkos Per(ペッコス・ペール伝承の3パート構成のGメジャーのポルスカ), efter Hjort Anders(ヨット・アンダーシュの演奏を参考に)
⑧(34:14~)Brudmarsch i C-dur efter Junkas Jonas(ユンカス・ヨーナス伝承のCメジャーの結婚行進曲)
⑨(38:12~)Polska i moll och dur, efter Pekkos Per(ペッコス・ペール伝承のマイナーとメジャーのポルスカ) & (40:21~)Djävulspolska(悪魔のポルスカ)
⑩(44:23~)Pekkos Pers brudmarsch(ペッコス・ペール伝承の結婚行進曲)
⑪アンコール:(50:15~)Målargubbens brudpolska(モーラル・グッベン伝承の結婚式のポルスカ) & (51:41~)Gråtlåten(悲しみの曲/涙の曲)
曲の詳細は和訳記事をご覧ください。
1~2曲目ー和訳記事①、3~4曲目ー和訳記事②、5~7曲目ー和訳記事③、8~10曲目ー和訳記事④、11曲目ー和訳記事⑤
以上、和訳したJohan Nylanderのソロコンサート(Boda, 2021)の概要と曲目リストをまとめました。
このコンサートでは、Bingsjöの曲だけをたくさん聴くことができました。
演奏家の名前もたくさん出てきました。正直、誰がどの人でどの曲がどうというのが、今見返すと私自身あまり覚えきれていませんが…(笑)
それでも、印象的なエピソード(最後に一緒に演奏した曲とか)もたくさんあり、おもしろかったです。
Johan Nylander自身のことも、(私は初めて知ったのですが)よく知ることができたコンサートでした。
お読みいただき、ありがとうございました。